世界の日本語教育事情シリーズ 第9回「インドの日本語教育事情」
内容
講師 | 日時 | 場所 | 定員 | 受講料 |
---|---|---|---|---|
柴原 智代 |
2010年12月25日(土) 14:00~16:00 |
小平キャンパス 交流館 |
40人 |
1,000円[税込] 津田塾生500円 |
主な内容
皆さんはインドについてどんなことを知っていますか。インドは決して貧しい国ではなく、龍馬の時代(上士と下士)そのままの圧倒的な格差が存在する多層な社会です。そのインドには、約18,000人の日本語学習者がいます。日本語学習者には、多くの使用人を使う家の子供たちもいれば、スラムの子供もいます。貧しい農村の期待を背負ってデリーで学ぶ青年もいれば、私費で日本留学する人もいます。日本語教育を通して、多層なインド社会の一部をお話したいと思います。
※以前に下記の国々における日本語教育事情の講座を開催し、今回が9ケ国目となります。
韓国(2001.7.7)、タイ(2002.6.29) 、アメリカ(2003.6.19)、中国(2004.2.21)、ベトナム(2004.7.3)、
インドネシア(2007.10.27)、マレーシア(2008.11.15)、オーストラリア(2009.1.30)※参加費は当日、受付でお支払いください。
講師のプロフィール
1988年に津田塾大学国際関係学科を卒業。会社勤務を経て、1989年に台湾で日本語教師としての生活をスタート。その後、国立国語研究所やお茶の水女子大学大学院で日本語教育を専門的に学び、大学院を修了。1995年に国際交流基金日本語国際センターに就職し、現在に至る。同センター(外務省管轄で海外の日本語教育の支援を行う機関)では、外国人日本語教師に対する研修を担当し、その間に日本語教育専門家として、中国(北京:1999年)、ベトナム(ハノイ:2001~2003年)、インド(デリー:2008~2010年)などに赴任。趣味は海外旅行、訪れた国は30か国。問い合わせ先
津田梅子記念交流館事務室
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