翻訳講座 英語圏の児童文学
内容
講師 | 日時 | 場所 | 定員 | 受講料 |
---|---|---|---|---|
前沢 明枝 |
2024年10月16日(水) 10月30日,11月13日,11月27日,12月11日 隔週水曜日 全5回 10:00-11:30 |
小平キャンパス 交流館 |
12人 |
10,000円 本学在学生5,000円 |
主な内容
日本語に翻訳されていない現代の英語圏の児童文学を翻訳します。
異文化で生まれた児童文学を日本の子どもたちに楽しんでもらうためには、どんな工夫が必要でしょうか。大人向けの文学を翻訳するときと、何が違うのでしょう。
毎回、課題テキスト(子ども向けの読み物を一冊取り上げ、その中から抜粋された部分)を翻訳して持ち寄り、さらに良い訳文にするためにできることを探りながら、児童文学の翻訳に必要なさまざまな知識―英語と日本語の違い(文構造や音声学上の違いなど)、英語圏の文化と日本の文化、児童文学と大人のための文学の翻訳の違い―などについても学んでいきます。
良質の児童文学は、大人、子どもの別なく、心に響く大切なことを教えてくれます。そんな児童文学の翻訳を通して、楽しく刺激的な時間を過ごしてみましょう。
〈参考文献〉
『野生のロボット』『帰れ 野生のロボット』(ともにピーター・ブラウン作 福音館書店刊)
※受講にあたり、英検2級相当レベルの英語力が必要です。
※テキストは、コピーを配布します。
講師のプロフィール
前沢 明枝(まえざわ あきえ)翻訳家。
ウェスタン・ミシガン大学で英米児童文学、ミシガン大学大学院で言語学を学ぶ。
現在は児童文学を中心に翻訳をする。著書に『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット』、
訳書に『野生のロボット』『ぼく、カギをのんじゃった!』、翻訳絵本に『女王さまのワードローブ』『おちびさんじゃないよ』ほか多数。