映画上映「よみがえれカレーズ」
内容
講師 | 日時 | 場所 | 定員 | 受講料 |
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監督:土本 典昭、熊谷 博子、アブドウル・テイーフ |
2004年7月7日(水) 16:30~18:30 |
津田塾大学 5号館5102教室 | 180人 | 無料(申込要) |
主な内容
津田塾大学は、アフガニスタンの女子教育支援を目的とした五女子大学コンソーシアム(お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学)のメンバーとして、2002年度からアフガニスタンの女性教員を招いての研修プログラムを実施しております。
このたび、アフガニスタンをよりよく理解するためのプログラムとして、1989年に制作されたドキュメンタリー映画「よみがえれカレーズ」を上映することにいたしました。当時のアフガニスタンの様子から現状の問題点を探り、これからの復興への道を共に探る機会にしたいと思います。
【解説】
この合作映画はアフガニスタンがその内戦の苦しみから抜け出そうと新展開しはじめた時期の記録である。撮影はおもに1988年の春から秋にかけておこなわれた。よく知られるように、アフガニスタンはこの10年にわたって政府軍といわゆる反政府ゲリラの戦いが続けられてきた。人民民主党政府はソ連軍の派兵を要請、イスラム教諸国とアメリカは反政府ゲリラを積極的に援助、その結果アフガニスタンはまさに「兄弟殺し」の戦場となった。越境した難民家族、500万人というのも想像を絶してむしろ謎に近い。88年春、「アフガン紛争」は国連のジュネーブ和平協定により解決の糸口があたえられた。これによりかねて政府側の提唱していた国民和解政策は一挙に現実味をおびはじめた。その激動期に焦点をあわせて現地入りしたカメラは、合作映画ゆえにはじめて国境地帯や地雷の埋められていた仏教遺跡、繁華街のロケット爆発現場などそれまで危険を理由に撮影禁止だった諸現場を撮ることができた…。日本とアフガニスタン合作ドキュメンタリー映画「よみがえれカレーズ」は、アフガニスタンがその内戦の苦しみから抜け出そうと新展開を始めた1988年の春から秋にかけての記録です。
共催:五女子大大学コンソーシアム
お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学
問い合わせ先
津田梅子記念交流館事務室
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