津田梅子の息子・津田眞 ‐米国留学中に迎えた日米開戦‐
内容
講師 | 日時 | 場所 | 定員 | 受講料 |
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企画、監修 津田 直 |
2009年4月6日(月) ~5/1(金) 10:00~16:00 |
小平キャンパス 交流館 |
閲覧無料 |
主な内容
津田塾大学の創立者津田梅子の晩年に、梅子の甥にあたる眞が養子に迎え入れられました。彼は米国留学中に日米開戦を迎えるという、数奇な運命を辿りました。
私、津田直は眞との養子縁組を機に2001年から「遠くの近く(梅林シリーズ)」と題し、毎年津田塾大学構内の梅林を撮影した写真作品を制作し、交流館にて展示を行って参りました。この企画は当初より10年目に完結する予定でありますが、その過程で2005年には、養父の眞も他界いたしました。
交流館での展示も残すところあと2回となりました。そこで本年は梅林の作品展示ではなく、私の養父・津田眞を偲び、その人生より主に米国留学時代に焦点を置き、半世紀以上の時を経てその内容が詳らかになった大学生時代(1939~43年)を振り返り、若き日の資料や遺品をもとに津田眞展を企画することにいたしました。本展を通し津田眞の人生はもとより、当時の日米関係も垣間見ることが出来るかもしれません。ご高覧頂ければ幸いです。
講師のプロフィール
津田直プロフィール写真家。1976年津田梅子の孫(旧姓津田)あい子の次男として神戸に生まれる。2000年祖父・津田眞との養子縁組を結び津田家を継ぐ。2001年より個展を中心に写真作品を多数発表。また近年は美術館でのグループ展への参加、海外での個展も開催。昨年秋には資生堂ギャラリー(東京)にて個展を開催。写真集も同時発売された。作品集には「近づく」(HIROMI YOSHII)「漕」(主水書房)、「SMOKE LINE」(赤々舍)等がある。現在横浜在住。
問い合わせ先
津田梅子記念交流館事務室
Tel:042-342-5146
Fax:042-342-5109
E-mail:forum@tsuda.ac.jp
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