台湾講座 第3回八田與一と台湾-烏山頭ダムの建設をめぐって
内容
講師 | 日時 | 場所 | 定員 | 受講料 |
---|---|---|---|---|
何 義麟 (HO-LIN) |
2009年1月22日(木) 15:00~16:30 |
小平キャンパス 交流館 |
40人 |
1回1,000円 津田塾生無料 |
主な内容
「台湾農業の大恩人」と呼ばれた八田與一の「物語」を検証しながら、日台交流の現状を紹介する。
講師のプロフィール
1984年台北の東呉大学日本語学科卒業。1986年文化大学日本研究所(大学院)修士課程終了。2年の義務兵役を経て、1年半余りの間に『日本文摘』雑誌社に勤務。1990年から日本留学、1999年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻から博士号(学術)を取得、2000年2月台北師範学院(2005年8月1日から台北教育大学へ昇格)に就職、現在にいたる。
現職は台北教育大学台湾文化研究所副教授。台湾近現代史専攻。
日本語の単行本著書『二・二八事件――「台湾人」形成のエスのポリティックス』(東大出版会,2003)、2004年大平正芳記念賞受賞。主な日本語の論文に「〈国語〉の転換をめぐる台湾人エスニシティの政治化」(『日本台湾学会報』、1999年)、2001年第一回日本台湾学会章。そのほかに、「〈日台親和〉の虚像と実像」(『インパクション』、2000年)、「台湾人の歴史意識」(『アジア遊学』、2003年)、「戦時下台湾のメディアにおける使用言語の問題」(『台湾の近代と日本』、2003年)「台湾人エスニシティの形成と南島文化」(『東北学』、2003年)など。
問い合わせ先
津田梅子記念交流館事務室
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