ジャーナリストが見たイスラム
内容
講師 | 日時 | 場所 | 定員 | 受講料 |
---|---|---|---|---|
川上 泰徳 |
2015年5月15日(金) 5月22日(全2回) 12:30~14:30 |
小平キャンパス 交流館 |
30 |
4,000円[税込] 津田塾生2,000円 |
主な内容
第1回 5/15 イスラムと世界
イスラム世界は中東を中心にアジア、中央アジア、アフリカに広がっています。欧米にも多くのイスラム教徒が住んでいます。1月にイスラム過激派によるテロがあり、イラクからシリアにまたがる過激派組織「イスラム国」など、イスラムのイメージがテロと結びついていますが、イスラムの教えは平和と寛容と説き、人々の助け合いを求めています。選挙を通じて公平な社会づくりをめざす政治勢力もあります。20年以上にわたって中東に関わってきたジャーナリストが、豊富な現地経験をもとに、イスラム社会と世界の関わりについて語ります。
第2回 5/22 イスラムと日本
日本人の多くは、イスラムは遠い存在と考えていますが、グローバル化の中で日本や日本企業、日本人とイスラムの関わりは増えています。中東が日本が石油を依存する場ですし、日本と関係が深い東南アジアもイスラム世界です。国内でもインドネシア、マレーシアなどから企業研修生や介護者が増えています。イスラム教徒の観光客を迎えるための礼拝所が増え、イスラム教徒でも食べられるハラールメニューを出すレストランもできています。日本とイスラムの関わりを示しながら、日本人としてどのようにイスラム教徒に対応したらよいかを提起します。
※1回のみ受講を希望する方は、お申込みフォームの「交流館へのご意見・ご質問等」の欄に受講希望日をご記入ください。
受講料は半額の2,000円です。
講師のプロフィール
(かわかみ やすのり)朝日新聞記者としてカイロ、エルサレム、バグダッド特派員、中東アフリカ総局長、編集委員などを歴任。2002年度、パレスチナ報道でボーン・上田記念国際記者賞。2015年1月から、中東をテーマにフリーとして活動。著書に『イラク零年』(朝日新聞)、『現地発エジプト革命』(岩波ブックレット)、『イスラムを生きる人びと』(岩波書店)。
問い合わせ先
津田梅子記念交流館事務室
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