主な内容

津田梅子生誕150 周年にあたる2014 年に向け、これまで梅子の協力者として大きく扱われることのなかった人物として、実妹の安孫子余奈子（あびこよなこ1880-1944）をご紹介します。余奈子は、関東大震災後の塾復興期に、アナ・C ・ハーツホンとともにアメリカでの募金活動に尽力し姉を支えましたが、今回、初めてその名に接するという方が多いのではないでしょうか。

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♣2012 年度　津田梅子資料室「企画展」同時開催♣観覧無料

「津田梅子の妹- 安孫子余奈子- 太平洋をこえた姉妹の絆」

10/7(日)－2013年9/27(金)9:00-16:00(10/7は10:00開室)

休室日：土日祝日　（ほか図書館休館日に準ずる）

会場：津田塾大学図書館2F 津田梅子資料室展示スペース

講師のプロフィール

津田塾大学英文学科卒業後、フルブライト奨学生としてシラキュース大学大学院歴史学科（ニューヨーク州）にてアメリカ史を専攻。1969 年から津田塾大学の教壇に立ち、1991 年より教授。この間、マギル大学、アルカディア大学 （ともにカナダ） の客員教授、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員などを歴任。2004 年11 月、津田塾大学学長に就任。著書には、『もう一つの日米関係史－紛争と協調のなかの日系アメリカ人（有斐閣, 2000年刊）、『日系カナダ人の歴史』（東京大学出版会, 1997 年刊、カナダ首相出版賞） など多数あるほか、編書、翻訳も数多い。本学創立100 周年という記念すべき年に編まれた『津田梅子を支えた人びと』( 有斐閣, 2000 年刊) のなかでは、安孫子余奈子の章を担当。