設立の経緯
「船出‐津田梅子」
中田勝子氏(英大17回)作
津田梅子記念交流館(以降、交流館)は、津田塾大学創立百周年を記念し、卒業生を始め、多くの方々のご寄付のもとに、「学びあい」を実現するべく設立されたものです。創立者 津田梅子の進取の精神を継承し、未来へと繋げ発展させる願いを込めた施設です。建物は1964年に岡島キヨ子氏(1919年17回卒)により寄贈されたチャペルに増築する形で造られました。学内に残された武蔵野の自然と建物が一体となり、穏やかな空間を造り出しています。2000年9月14日 竣工
2022年度津田梅子記念交流館内に、日本初の女性外交官となり将来を嘱望されていたにもかかわらず、1956年に航空機事故により34歳という若さで急逝した山根敏子氏(1941年 津田英学塾卒業) を顕彰するための「山根記念ギャラリー」を開設いたしました。
本ギャラリーの改修は一般財団法人山根奨学基金(2022年3月解散) の寄付により行われました。2022年10月
基本理念
交流館は、- 生涯にわたる自己実現をサポートするために、生涯学習の場を提供します。
- 在学生、卒業生そして地域社会との交流を推進し、開かれた学びあいの場を創造します。
- 女性の道を拓き続けた伝統を守り、在学生と卒業生の交流の場を設けます。
活動内容
- 津田塾フォーラムでは、交流館プログラムとして様々な公開講座を開講するほか、展示や講演会、コンサートなどを実施しています。
- 自主フォーラムの運営をサポートし、卒業生、在校生、教職員との情報交換を促進しています。